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咲紅羅

咲紅羅

別れ

私は言う 「別れよう」と
君は言う 「分かった」と

なんてことない
ただの前の生活に戻っただけだ
これでよかった 自分に言い聞かせる
自分から言ったのだから

昼休憩 いつも行く場所へは
もう 行かない
否 行けない

帰り道 いつも君がいた場所は
誰もいない

クラブ中 私の目は 必死に
彼を 追いかけてる
目が合いますようにと
会うはずがない そんなこと
分かっているのに・・・

こんなはずじゃなかった
こうして思う
自分は何がしたかったのかと

君に言った 「別れよう」と
君は言う 「それでイイなら」と

もしあの時 君が
引き止めてくれたなら
私はどうしただろう

否 私は 引き止めてほしかったのだ
「別れたくない」と

こうして私は 後悔する
いつも いつも

誰かが言ったことがある
糸を切るのは いともたやすい
しかし 糸をつなぎとめるのは
自分が想像するよりも
はるかに難しいと

なぜ今 気付くのだろう
そうして 今日も
私は 後悔する

つなぎとめられない糸を
戻らないと知りながら
必死に 戻そうとしている自分に・・・



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はぃ。これゎですねぇ、管理人が実際あったことですねぇ。
ははは。終わり。


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